あらゆるプログラミング言語にはフレームワークがあります。
フレームワークとは、枠組みや構造を意味しており、システム開発においてはシステムの土台となりシステム開発の効率化を図る上では欠かせない仕組みです。
フレームワークを使うことによって得られるメリットとして、最も大きな特徴はメンテナンス性を高く保てることにあります。例え同じプログラミング言語でシステム開発をしていても、フレームワークがなければ開発者によって作りがバラバラになる可能性があります。
書き方に統一性が出るためメンテナンス性も上げることができます。さらに一から作る必要がなくなるので時間短縮にも繋がります。
echoとは
echoフレームワークは高パフォーマンス、拡張可能、軽量はフレームワークでAPIサーバーを構築するのに適しているフレームワークです。
echoの特徴
echoの特徴には以下のものがあります。(echo公式ページより)
最適化されたルーター
高度に最適化された HTTP ルーターで、動的メモリ割り当てがゼロで、ルートをスマートに優先順位付けします。
スケーラブル
グループに簡単に編成できる、堅牢でスケーラブルな RESTful API を構築します。
自動TLS
Let’s Encrypt から TLS 証明書を自動的にインストールします。
HTTP/2
HTTP/2 のサポートにより、速度が向上し、ユーザー エクスペリエンスが向上します。
ミドルウェア
多くの組み込みミドルウェアを使用するか、独自に定義します。ミドルウェアは、ルート、グループ、またはルート レベルで設定できます。
データバインディング
JSON、XML、またはフォームデータを含む、HTTP 要求ペイロードのデータバインディング。
データのレンダリング
JSON、XML、HTML、ファイル、添付ファイル、インライン、ストリーム、ブロブなど、さまざまな HTTP 応答を送信するための API。
テンプレート
任意のテンプレート エンジンを使用したテンプレート レンダリング。
拡張可能
カスタマイズされた集中 HTTP エラー処理。簡単に拡張可能な API。
全体的にはシンプルな設計により、負荷がかかりづくらく高性能なのが特徴です。さらにはRESTの原則に従っているため、簡単にAPIの拡張が可能となっています。
echoのインストール方法
echoのインストールを行うには以下のコマンドを実施します。
go install github.com/labstack/echo/v4
基本的にはこの1コマンド叩けばechoのインストールは完了です。Goのバージョンはv1.13以上が必要のため使用環境のバージョンは要確認です。
echoの具体的な使い方については追って記していこうと思います。
golangをもっと詳しくなりたい方に
golang学習のために筆者が実際に受講したUdemy教材をまとめています。
golang学習のために筆者が実際に読んでおすすめしたい本をまとめています。